Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)

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クライアントサイドインターンinアカツキ

この記事は、株式会社アカツキさん(以下敬称略)で約1ヶ月の就業型インターンに参加した際の体験記になります。

はじめに

4月5日〜4月28日までアカツキで「八月のシンデレラナイン」(以下ハチナイ)の開発チームにクライアントサイドエンジニアとして参加させていただきました。

inアカツキと題につけましたが、オンラインでのインターンだったので、正確にはoutsideアカツキとかでしょうか?

自己紹介

地方国立大学大学院の修士2年です。

CGが好きでゲーム業界への就職を目指し就活中です。

趣味は読書とゲーム。ミステリ、SFが好きです。FPSをよくやります。

タスク内容

インターンに参加する1ヶ月ほど前に、メンターの方と相談してタスクの内容を決めていただいていました。比較的早く終わる細々としたタスクをたくさんやるか、インターン中に終わるかどうかわからないタスクをやるか、どちらがいいかという話で、自分は目に見える成果が欲しい業突く張りだったので、細々タスクをやらせてもらえることになりました。

以下、細々タスクの内容です。

  • 利用規約画面のUI変更
  • チュートリアル突破後のステージ上のアイコンの位置変更
  • 選手管理画面のデフォルトのソート種類の変更
  • フレームレート設定画面のボタンの文字変更
  • 選手プロフィールへの遷移誘導の削除

また、上記のタスクが予定よりも早く終わってしまったため、自分の方からいくつかハチナイのUI周りで改善できそうなところを拾ってきて改善案として、提案させてもらいました。

その中で、通った案が下記になります。

  • タウンマップにおけるキャラのセリフの表示タイミングのランダム化
  • タウンマップにおけるスクロールできる範囲の変更

改善前のキャラのセリフは、タウンマップに入った際にすでに表示されていて、キャラをタップして次のセリフを表示するまで消えないという仕様になっていました。これでは、後ろのキャラが隠れてしまって見えなくなる時間が多くなってしまいます。そこで、キャラのセリフをランダムなタイミングで表示し、一定時間経過後に非表示にするという手段をとることでこれを解決しようとしました。

また、タウンマップではキャラが画面の端っこに移動した時に見切れてしまうという問題がありました。これはスクロールできる範囲が、デバイスのアスペクト比に依存しているため、機種によって見える範囲が違うのではないかということで、スクロールできる範囲をデバイスに依存しないような作りに変更することで、見切れ問題を解決しようとしました。

感想

このインターンを通して様々なことを学びましたし感じました。

チーム開発の大変さ

大変でした。自分にそれほどコーディングの経験がないことが原因ではあると思いますが、何よりも他人の書いたコードを読むのが大変でした。最初に着手した細々としたタスクも、終えてみれば30分もかからないような内容に思えるのですが、どれも一日はかかってしまいました。直すべき内容は頭でイメージできているのに、肝心の直す場所が見つからず気づけば30分、そして1時間とだんだんと時間が経っていきます。そしてようやく改修する箇所を見つけたら今度は、直した後に悪影響がないか考慮して...初めての環境で緊張し焦る心に、大量のコードを目にして混乱する頭......落ち着かせるためにロングブレスダイエットかなと思うくらいには深呼吸しました。本当に大変でした。もっと普段からコーディングして経験積みます。お疲れ様でした自分。

アカツキの雰囲気の良さ

人が優しかったです。朝に業務始める旨をslackに投稿すればいろんな人たちがスタンプなどで反応してくれるし、わからないことをslackに投稿すればすぐに回答してくれたりと空気がそれはもう温かい。タスクを終えてプルリク出した報告をすれば褒めてもらえるので、鼻の伸びが止まるところを知りませんでした。ただ優しすぎるだけじゃなく、指摘するところはズバッと指摘してもらえるので、エンジニアとしても成長できたんじゃないかなと思っています。

おわりに

オンラインでのインターンは初めてだったので、はじめは社員の方々とどう接したものかと悩んでいましたが、ランチの時間に社員の方と話す機会をいただいたり、社員の方からゲームに誘っていただいたりと楽しく過ごすことができました。そういった機会を用意していただいたメンターの方や人事の方には感謝し尽くしてもしたりないです。また、参加させていただいたチームの方々や、ミーティング時にお世話になった方々、ランチでお話させていただいた方々、その他いろいろお世話になった方々、貴重な機会をありがとうございました。いずれまた、お会いできる日がくることを祈っています。

本当にありがとうございました。