Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)

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Server Sonic 2018 開催レポート

こんにちは、エンジニア採用担当の花田です。
この度8月25日(土)〜26日(日)に今年で第2回目の開催となる新卒エンジニア向けインターンシップ「Server Sonic 2018(通称:サバソニ)」を開催いたしました。その様子を紹介させていただきます。

「Server Sonic 2018(通称:サバソニ)」とは・・・

2日間を通して、ゲームサーバーアプリケーションの性能改善方法を学び、Akatsuki x KADOKAWAが贈る青春体験型野球ゲーム「八月のシンデレラナイン」(ハチナイ)の性能改善に2人1組で取り組み、結果を競い合うという内容です。

▼詳細はこちら https://aktsk.jp/recruit/new_recruit2020/serversonic2018/

#なぜこのようなインターンシップアカツキが実施するのか
一言で言うと「ワクワクする体験を通して、学びを得てもらいたい!」という気持ちからです。

エンジニア職を目指す学生とお会いする中で、多くの学生から「個人やサークル規模では体験できないインターンシップに参加したい」という声を聞いていました。

そこで、社内のエンジニアチームとどうすれば、「個人やサークル規模では体験できないインターンシップ」を開催できるかを話し合い、実際にリリースされている大規模プロダクトのソースコードに触れることができるインターンシップを企画しました。昨年も同様の思いから、第1回を実施しましたが「難易度が高い」「単なる高速化ではなく、プロダクトとして良質なコードを書きたい」という意見から、1日開催から2日間の開催へと変更し、講義パートの比重を大きく変更しコンテスト自体にゲーム性を加える事で、参加者がワクワクし、のめりこめるような内容を企画いたしました。

数ヶ月に渡る準備期間を経て、 いよいよ開催当日。

▼会場入口

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会場の入口にはハチナイメンバーが勢揃いし、参加者を迎え入れる

まずは、アカツキの文化として根付いている「Good & New」(24時間以内にあった「よかった事」「新しい気づき」の共有)でアイスブレイク。他社のインターンなどで顔を合わせていたり、まさかの同じサークルに所属しているメンバーもいたりと、朝から話が弾み、笑いが生まれる和やかな雰囲気でスタート。

▼Good & New

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その後、アカツキメンバーから性能改善に関する講義を入門編&応用編と二部構成にて実施。特に応用編は難易度の高い内容でしたが、参加者からも質問が飛び、積極的に吸収し、午後の開発に向け知識を蓄えている姿が印象的でした。

▼性能改善に関する講義

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講義を終えたところで、いよいよ開発開始。

各チーム、それぞれの得意領域から役割分担をし、開発を進めます。ゲーム構成のどの部分を改善すると結果が得られそうか、仮説を立てながら取り組んでいました。

▼いよいよ開発開始

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 開発中にはアカツキのメンターが、参加者の質問に答え、開発をサポート。Slack上での質問や、画面を眺めながらの対応と、2日間を通し活発なコミュニケーションを取っていました。

 ▼参加者の質問にはメンターがサポート

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また今回、CI(継続的インテグレーション)を回すことで、改善結果がポイントとして表示される仕組みを構築したため、参加者はテスト実施の度に、ワクワクしたり、時には思う様に結果が得られず落ち込んだりと開発そのものに含まれたゲーム性を楽しんでいました!

 ▼テストを試す度にポイントを表示

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このポイントは、途中経過としてチーム名を伏せて、参加者に公開し、自分たちが今、何番手に位置しているのかということを把握することで、終盤は熱いデッドヒートが繰り広げられました。

あっという間に開発時間が過ぎ、いよいよ結果発表へ!緊張高まる中、順位が発表され、優勝チームは両手を高らかにハイタッチをして喜びを噛み締めていました^^

今回、準優勝チームにはアカツキオリジナルパーカーを、優勝チームにはSwitch、PS4 Pro、Kinesisなどの豪華賞品から希望のものを贈りました。

 ▼優勝・準優勝チーム

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その後、CTOの田中から、順位に限らず参加者からの優れたコミットの発表(優秀コード部門、ネタ部門など)があり、そのコードを書いた参加者が意図を話して、2日間を振り返りました。

▼CTO田中からの優れたコミットを発表

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インターンシップの締めくくりは、懇親会。アカツキの子会社であるアカツキライブエンターテイメントが提供するgoodyというケータリングを囲み、参加者とメンターが和気藹々と交流しました。

▼懇親会の様子

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#最後に、運営側としての感想

至らぬ点もあったかと思いますが「ワクワクする体験を通して、学びを得てもらいたい」という思いは幸運にも参加者のみんなに伝わったと感じています!結果を残せて喜んでいるメンバーや、自分の力不足に悔しさを見せるメンバー、それぞれの表情を見ながら、みなさんの今後の成長と活躍がとても楽しみになりました。参加者のみなさん、今回の振り返りを経て得た学びを、是非次なるステージに繋げていただければと思います^^

▼参加者のみなさん、本当にお疲れ様でした!

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