Akatsuki Hackers Lab | 株式会社アカツキ(Akatsuki Inc.)

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アカツキのサマーインターンに参加したお話

こんにちは。 7/5〜7/27までの3週間、アカツキのサマーインターンに参加させていただきました、あおやまと申します。 このインターンでは、「八月のシンデレラナイン」のサーバーサイドの機能改修・運用改善などの業務に携わりました。

ここでは、このインターンで取り組んだこと、学んだことについてまとめていこうと思います。

はじめに

自己紹介

通信制の大学に通う学部3年生です。 大学ではCS系のことを学んでいます。 普段はWebの開発をしており、インターン参加前はサーバーサイドというよりはフロントエンドよりのことをやっていました。

スペック

Ruby/Ruby on Railsは3週間ほどしか経験がなく、超基本的なことしか理解していない状態でした。(普段はPHPやTypeScriptを書いています)
自己紹介でも書きましたが、普段はWebの開発ばかりやっているので、ゲーム開発は初めてでした。

インターンで取り組んだこと

新規機能開発(断念)

雑談で上がっていた新規機能が面白そうだったので、ディレクターさんやプランナーさんにその機能を開発したいと相談しました。 その話し合いの中で、その機能を作る目的について聞かれました。 しかしながら、私はユーザーに対する目的しか浮かびませんでした。そこで、他にどのような目的が考えられるかを尋ねたところ以下のような回答をいただきました。

  • 実装に関するコスパが他のタスクを比較して良い(実装工数・検証工数が小さい)
  • キャンペーン・マーケティングに使える(実装タイミングでお祭り感を出せる)
  • 使える工数がある(そもそも手が空いてるのでなんかしたい)
  • チームの育成に役立つ(難易度が適切なので、チームの練度向上に使える)

「ほぇ〜〜」
実装に対するコスパ、マーケティング、チームの育成など今まで考えたことがないばかりだったのでとても学びになりました。

これを元にプランナーさんと話し合いをした結果、現状はこの機能は現実的ではないということで断念しました。

作戦変更

上記の新規機能開発は早い段階で断念する決断ができたため、その後は作戦を変更することにしました。

その作戦名は、

運用改善タスクを数こなしてみんなに感謝されよう作戦

です。 私が配属されたチームでは、手のつけられていない運用改善タスクが山ほどありました。そこで、それらを1つずつ片付けていきました。
運用改善タスクは、仕様が決まっているものもあれば、あやふやなものもありました。仕様があやふやな場合は依頼者に、「なぜこの機能が必要か」「この機能で検証したい部分はどこか」などの聞き込みが必要でした。そのような聞き込みをするのが初めてだったので、最初は何を聞いたら良いか分かりませんでしたが、複数タスクをこなすうちに、依頼者はどのような機能が欲しいかなどを感じたり、うまく聞き込みをしたりすることができるようになりました。(成長!)
結果、サーバーサイドの運用改善タスクはほぼやり切ることができ、数としては6つこなすことができました。

まとめ

良かった点

新規機能開発の一部を体験できたこと
断念してしまいましたが、話し合いを通じてたくさんの学びがありました。

運用改善でチームに貢献できたこと
運用改善チームの方から感謝されました^^

ゲームのサーバーサイドの中身を知ることができた
機能改修タスクや一部の運用改善タスクはゲームのロジックの理解が必要だったので、そこを理解しレビュアーとしっかり議論することができました。

エンジニアとして技術以外のことをたくさん学ぶことができた
ただ作るだけでなくなぜ作るかやどう作るかという考えや、エンジニア以外の方とのコミュニケーションなど個人では体験できないことを実際に体験し、そこからたくさんのことを学ぶことができた。

自走力が成長した
いい意味でメンターさんが私を放置してくれたので、自分からエンジニアやディレクター、プランナーさんたちにコミュニケーションを仕掛けたりと自走する力が成長しました。

今後の展望

オーナーシップを育てる
今回のインターンでは、自分がタスクのオーナー(それについて一番詳しい)になることが多々ありました。しかし、まだまだ自分がオーナーだという自覚が足りない場面がありました。これからたくさんの経験を積んで1つのプロジェクトを見れるくらいのオーナーシップを育てていきたいと思います。

リアルタイムのゲーム開発
参加前はゲームはするのは好きだけど、自分で開発するということは考えていませんでした。しかし、自分の好きなもの(ゲーム)を開発することはとても楽しかったので、もっとゲーム開発をしたいと思うようになりました。次はリアルタイムでやりとりが行われるようなゲームの開発もしてみたいです。

最後に

参加前はフルリモートで若干不安でしたが、参加してみると毎日メンターさんが1on1を開いてくれたり、朝会・夕会があったり、定期的に社内の方とランチ会があったりととても楽しくインターンを過ごすことができました。
とても充実した3週間を過ごすことができました!!